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証 し


立春の日に

植竹よね子牧師


 感動は心の扉をひらく。感動は心の中に起こる地震です。心の底から ぐ−とひっくり返していく。そしてどちらへ向けるかというと、感動の方向にむかって人の心を変えていくんです。すばらしい方向に人の心を変えていくんです。すばらしい感動を受けなかったら、人の心は変わりません。

 「心機一転」を字引で引くと、ある事柄に触れて心がガラリと変わる。心を変える一番の原点は感動です。感動が一つの鍵。すばらしい感動を受ければ心をすばらしい方に、感動の方向にむけて変えていく。

 同時に、心の中にある才能とか力、その人間が持っている力は、放っておいては出ないということです。放っておいて大きな刺激を与えなければ、出ないということです。

 心に与える大きな刺激、それは何かというと感動です。感動はね、その人間の心の中に、ずーっと眠っておる力を奮い起こさせる。奮い起こさせて、同時に心の中にぎゅうっとその人間の才能を抑えつけておる劣等感のもろもろのものを取り除いていく。そうゆう力を持っております。


 
『感動は心の扉をひらく−しらくも君の運命を変えたものは?』(椋 鳩十 著)の一文を載せました。

 この本は、以前、Iさんから頂いた小さな本です。私は時々この本を開いて見ます。そして、感動は心の扉を開くという文を読みます。一冊全部読んでもすぐすむ小さな本ですが、特にこの箇所を開きます。そして、自分の心をのぞきます。・・・感動しているかな?・・・ とね。

 先日、感動を呼び起こされたことがありました。クリスマス反省会の時のことです。感謝・意見・反省・さまざま出揃って、ソロソロ終わりに近づいた頃、今年初めて出席してくださったOさんがアンケートのことで話されました。

 例年のように名前だけの方が何枚かあります。私たちが見たいのは出席して下さった方がどのように感して下さったか、意見・感想などです。名前だけの方のは、サラサラめくってしまって気に留めていなかった。Oさんは、「感想のない白い紙の方こそ、出席して下さった集会への感動があるのではないでしょうか。あの短い時間内に心ふるえるような感動の言葉はとても書けないです。白い紙こそ大切な感動を受けられた方だ、と私は思うのです。」と言われた。其の言葉を聞いて、私は心が熱くなって感動しました。

 聖歌隊だけのことを考えても、毎年同じようなことを繰り返していますが、一回一回の練習が真剣なんです。それでも本番でミスって落ち込む。専門家でない集団を引っ張る指揮者も大変だけど、ついて行く者も大変。でも、何か不思議に心が一つになって、賛美が上へ登って行くのが感じられるときがある。体は、おやすみの時間過ぎているのに、軽くなってとても喜ばしい気持ちになる。何回も何回も同じ場所を繰り返して、あきあきするはずなのに。抜ける時があるのです。

    全地よ 神にむかって喜び呼ぱわれ
    その御名の栄光を歌え
    栄えあるさんびをささげよ
    神に 告げよ
    あなたのもろもろのみわざは恐るべきかな
    全地は あなたを拝み あなたをほめうたい
    御名を ほめうたうであろう

    神よ 民らに あなたをほめたたえさせ
    もろもろの民に あなたをほめたたえさせてください
    もろもろのくにたみを楽しませ
    また喜び歌わせてください
                      (詩篇 66:67)

 主の来たります日、もろもろのくにたみと共にどんなほめ歌を私たちに与えてくださることでしょう。其の時のためにどなたも 賛美をささげる訓練に来て下さい。ちなみに私は79才。もうぼつぼつ引っ込まないと、はた迷惑になるなと・・・と思った私に、感動が引っ込む心の扉を明けてくれました。やっぱり、幼児のように大□あけて主をほめたたえましょうと。

 感動は心の扉を開きます。ハレルヤ!




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