トップページへリンク 教会紹介 メディアミッション 刊行物 フェローシップ その他
集会案内 聖日礼拝 音楽CD 聖書日課 お知らせ ヘルプ
スタッフ 入門講座 メッセージCD 教会員のアルバム 更新履歴 リンク
施設 特別集会 メッセージテープ 証し アクセス ポリシー
HOME 教会音楽 まだ言い足りない 書籍 推薦図書 サイトマップ 素材集
Opening 年間予定 バックナンバー How to Get コラム 問い合わせ メニュー
広島キリスト教会  〒734-0042 広島市南区北大河町39-1 TEL : 082-285-6006  FAX : 082-285-4043

HOME→メディアミッション(まだ言い足りない−目次−)■
植竹牧師の「それでもまだ言い足りない」

 「献金について(その9)−献金の概念が変わる−」

 「柴の木学舎」に関しては、いま書くべきでないと思うので割愛するが、本当によく協力して下さった当時の教会員には、どんなに感謝してもしきれない。深い感謝を申し上げずにはおられない。感謝します。
 そして私自身、多くを教えられた。とくに、事業ということをしたことのない私に、事業の苦労を教えてくれた。そして「献金」の概念も変わった。「十分の一」どころか、収入の十分の二十もささげなくてはならない。それでなければやっていけない。それで市場へ働きに出た。
 やがて夜逃げ同然、敵前逃亡と言われたが、学舎の前の渓流を渡った山の中に祈り場をつくり、枯れ木の梢に冬の空を眺める頃から、若葉、青葉、紅葉が散るまで、毎日、お詫びしては信じ、信じてはみこころを確かめ、責任の取り方、退任の仕方を瞑想した。それで主の導きを確信して、まだ枯れ葉の少し残る雑木林に別れを告げた。敵前逃亡、戦場離脱は思いつきではなかった。
 大変失礼な言葉だが、牧会の重荷からのがれた生活は夢のようだった。二人で働いているのだから、面白いほど献金もでき、古い喫茶店の2階の礼拝も、前任教会員以外の方で結構にぎわってくる。愚かにも私は、この程度の伝道で、奉仕で、十年はやっていこうと考えていた。
 献金で生活しないでいい、ということは、正直言って最高の平安、安堵、喜びでさえあった。真冬の市場の寒気が、一度も行ったことのないスキー場に似て楽しかった。(づづく)