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植竹牧師の「それでもまだ言い足りない」

愛の勝利の神学−アガペエ・ホーリネス−

 私が神学校で学び体得した神学は、「愛の勝利の神学」でした。別名はアガペエ・ホーリネスと言います。
 私の学んだ学校は、最初「ホーリネス聖書神学校」と言いました。日本キリスト教団の中の「ホーリネスの群」というグループがつくり支えていた学校でした。私は早生まれのうえ、旧制中学校(5年制)最後の卒業生で(同じ学年で新制の高校3年に進み第一期生になった者もいる)満17歳になったばかりのことでした。
 日本キリスト教団というのは、戦時中の東条内閣の命令で、カトリックと同じように、プロテスタントも全て合同して一つの教団にならされて出来た合同教会でした。だから、そもそも異質のものが強制的に合同させられていたので、終戦と同時に旧日キ、バプテスト、ルーテル、聖公会、救世軍などの伝統ある教派をはじめ、多くの教派は教団を離脱して独立していきました。
 しかし、旧日本キリスト教会、メソジスト、組合教会などを中心に、教会が一致協同するのは良いことだと思う多くの教会が残り、世界でも珍しい「合同教会」として日本キリスト教団は存続しました。
 私の母教会も、かつては宣教師によってつくられた小教派だったので、そのまま教団に残りました。信仰の中身は、新生・聖化・神癒・再臨を信じるホーリネスの信仰だったので、私は「ホーリネス聖書神学校」へ入学しました。(続く)