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『マタイ福音書註解』 山白令一著 CLC出版 1997刊 (ISBN: 4-87937-805-4) 406頁 \3,360.- −「序文にかえて」より− 山白令一先生は聖徒です。 いま95歳になられ、肉体的には多少の弱さが見えますが、知的・霊的・精神的には少しの衰えも見せず、顔は輝き、背筋も伸び、足どりも確かです。 先生は80歳で日本キリスト教団広島船越教会を引退されてからの15年間、私どもの教会の客員としてお交わりくださいました。いまでも毎朝の早天祈祷会のご用、週に一度の聖書研究、家庭集会、特別養護老人ホームでの聖書の学びを一度も休まず続けておられます。年に一度は、何百人かの会衆を前に、堂々と礼拝のメツセージを語られます。 先生の日常の生活は、いつ見ても端座して、祈りと聖書の学びに徹しておられます。ホーム内の霊的指導者としても重荷を持っていてくださるので、教会内でもホーム内でも、深い尊敬と愛情とを一身に集めておられます。 特に本書は、先生の長いご生涯の中で、練りに練り、磨きに磨きをかけた珠玉のような註解で、簡潔ながらも随所に光り輝く適切な解説があって、学問的にも霊的にも価値あるものと信じます。私も多くの教会員とともに、数年にわたり、毎週の聖研で学ばせていただきました。感謝しています。皆さまもぜひご愛読ください。(1997年4月 広島キリスト教会 牧師 植竹利侑) −「刊行のことば」より− 私は18歳の歳まで罪ぶかい空しい生活を送り、疲れていたが、「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう」(マタイによる福音書11章28節 口語訳)とお招きくださった主イエス・キリストのもとに行き、イエス・キリストを信じることによって、すべての重荷は取り去られ、心に平安を与えられた。 それから77年間『聖書」を愛読し、慰められ、力づけられてきた。「聖書』は私の最大の喜び、慰めの書である。 私は過去19年間、広島市佐伯区にある日本アライアンス神学校で講師としてギリシャ語を教えるとともに、福音書も教える特権を与えられた。『マタイによる福音書』は最も多く教えてきた。そのノートを基にして原稿を書き残して置いた。 私は今年95歳になるので、それを書物にしたくなったし、それが割にむつかしい福音書である『マタイによる福音書』をみなさんが学ばれる助けになればと願いながら、刊行することにした次第である。(1997年初春 広島市南区北大河町39-1 老人ホーム「輝き」において 山白令一 95歳) *山白令一師は、教会に隣接する特別養護老人ホーム「輝き」において、2003年1月2日、101歳の誕生日を目前に召天。教会員みんなに愛された。 |
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