献金で生活しないのだから、楽な気持ちで伝道していればいいなぞという安易な、不逞な気持ちは一ヶ月ももたなかった。韓国の有名な先生のテープを聴いて吹っ飛んだ。
やっぱり全力投球で伝道しようと決心すると、妻も子供達も賛成してくれて、市場に働きに行きながらも、猛烈な伝道活動を開始した。一年で50名。毎週一人の回心者。礼拝も50名!と目標を定め、すべては実現した。
最初の洗礼式のための入門講座を6~8ヶ所で毎週60人の方に聴いて頂いた。今でもその時の入門講座が生きて用いられている。喫茶店の2階は危険性を感じるようになったので、すぐ近くの空き地を借りて仮会堂を建てた。それでも献金のことは言わなかったが、皆さんは献げられた。